環境認識ライト

FX兼業トレーダーのボリセンです。
 
 
 
ここ数日の札幌の気温と言ったら、キツい、、、汗
 
 
 
日が出ているときの気温は東京や沖縄と同じですよ??
 
 
 
もう”北海道は寒い”とは言わせない( `ー´)ノ
 
 
 
今日は、ライトに環境認識をば!
 
 
 

大注目のFOMCを終えて

マーケット参加者が注目していたFOMC。
 
 
 
中でも10年ぶりの利下げを実行するかしないかが焦点で、
0.25%の利下げは織り込み済みでしたが、他に何かサプライズや今後の利下げの見通しについても注目されていました。
 

今回の利下げは予想通り。が、、

見出しの通り、今回のFOMCでの利下げ幅は大方の予想通りの0.25%の利下げでした。
 
 
 
ただ、FRBパウエル議長の発言が大事なところです。
 
 
 
まずFOMC声明はと言うと
 
【米連邦公開市場委員会(FOMC)声明】
「6月会合以降に得られた情報によると、労働市場は依然として堅調で、経済活動は緩やかな上昇を示している」
「ここ数カ月の平均雇用者数は増加しており、失業率は低いまま」
「家計支出の伸びは今年初めから上向いたように見えるが、企業の設備投資の指標は軟調だった」
「前年同月比で見ると、全体のインフレ率と食料とエネルギー以外のインフレ率は2%を下回っている」
「市場ベースのインフレは低い。調査に基づいた長期的なインフレ期待の指標はあまり変わっていない」
「委員会は法律上与えられた責務に従って、雇用最大化と物価安定の促進を目指す」
●「見通しについての不確実性が残る」
●「これらの不確実性とインフレ圧力の弱さを踏まえて、委員会は経済見通しに対する情報の影響を綿密に監視し適切に行動する」
「保有証券の縮小を8月に停止、従来より2カ月前倒し」
 
 
 
まとめると、
雇用、失業率は依然良好な状態で、軟調なのは企業の設備投資そして貿易などの見通しに不確実性が残る。
ただ、委員会は何かあれば適切に行動をする。との事。
 
 
 
そして
”保有証券の縮小を8月に停止、従来より2カ月前倒し”
要はバランスシート縮小の前倒しって事です。
 
 
 
バランスシートとは、簡単に言うと企業で言う貸借対照表で「資産がいくらで負債がいくらでと言う財政状態を示すもの」です。
 
 
 
これに対しトランプ大統領は
「このバランスシートの縮小を「量的引き締め」と呼び「ばかげている」と形容し、早期に停止することを促している。」
とけん制してます。
 
 
 
続いて、パウエル議長の発言をまとめました。
 
「利下げは下方リスクに対する保険」
「利下げは物価2%目標達成を後押し」
「米経済見通しは依然として良好」
「FRBは低調な世界経済成長や通商政策巡る不確実性、インフレ抑制を懸念」
「経済は長期間目標に近い」
「我々は政策の中期調整として考えている」
●「足もとの利下げ決定は利下げ局面開始とは異なる」
「景気拡大が続かない理由はない」
「政治的配慮は決して勘案しない」
「バランスシート縮小は一貫性と単純さの問題」
●「一度きりの利下げだとは言っていない」
 
 
 
思った以上にハト派ではなく、タカ派ハト派が入り混じっており、
今後はどっちにも動きやすい巧い発言だったのではないでしょうか。
米経済の見通しは問題ないけど、何かあればさらなる用意はありますよって。


続いて日足と4時間足

・日足

 

ではざっとチャートを見ていきましょう

EURUSD 週足

 
 
 
保ち合っていたレンジの安値を下抜けました。
*赤矢印
 
 
 
XAUUSD 日足

 
 
 
下落はしましたが、まだチャネル下限付近です。
 
 
 
XAUAUD 週足

 
 
 
2019.8.1 19:26 現在のチャートですが、
このまま週足が確定すると、気になる陰線ピンバーが確定します。
 
 
 
XAUAUD 日足

 
 
 
FOMCは無事通過しました。
FRBにとっては10年ぶりの利下げではありましたが織り込み済みで通過しましたが
大きな混乱もなくマーケットは動いていますね。
 
 
 
あと、今後のFRBの利下げ回数ですが
”予防的利下げ”を行った1995年と1998年を倣うとあと3回です。
なので2019年末にかけて残り3回程度の利下げが行われることになる。
実際、経済状況や貿易問題によるリスクによりますが、
もしこれを織り込んでマーケットが動いていく事を考えるとどこかのタイミングでドルショートが積みあがるとみています。
 
 
 
環境認識ライトということで、
サクっと終わります。
 
 
 
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